マリンタウンの経営状況

伊東マリンタウンの二期連続赤字をどう思いますか?

伊東マリンタウンについてですが、道の駅としては日本で十指に入る集客力のある伊豆で最も人が集まる施設です。
伊東市は過半数の株主です。
先日新聞報道で二期連続赤字とのことでしたが、これについてどう思われるでしょうか?
因みに伊豆の同業他社は黒字経営です。

 

<質問者>
60代以上

 


いとつく運営より

ご質問者が欲しい回答を、議員さんからいただけるように、ご質問者に以下を丁寧に伝えて確認しました。
ですが、初文のとおりの質問をしたいとの強いご希望でしたので、そのままお伝えして、議員さんに回答していただきました。

 

・「どう思う」というのを具体的に。
利益増加の施策、議会の取り組み、他業者との差の原因などを聞きたいのか。

 

・赤字はコロナ感染対策が原因では。それまでは黒字。

「伊東マリンタウン株式会社 財務状況」
https://ito-marinetown.co.jp/wp/wp-content/uploads/2022/06/c6864e3221363e66c27ce0d555d9376b.pdf

 

・伊東市資料「第三セクターの経営状況」(2020/9/1)では、問題なしの評価となっている。
https://www.city.ito.shizuoka.jp/gyosei/soshikikarasagasu/gyoseikeieika/shiseijoho/1/1/669.html

 

・同業他社とはどこか。(いとつく調べでは見つからず)

 

 

個人的には、マリンタウンは、月に3,4回通りますし、飲食店も利用しています。
平日も混んでいますし、休日は駐車場が満車なくらいです。
利益向上については、マリンタウンも考えているでしょうから、よりうまくいくと良いなと思います。

 


 

杉本一彦
杉本 一彦

新型コロナウィルス感染症の影響により観光客が減少し赤字決算との報告を受けています。

伊豆の同業他社が黒字であった事は私は調査不足で知りませんでした申し訳ありません。
早速検証させて頂きます。

いずれにしても、現在はコロナ禍も収まっていますので、今後の経営を頑張って頂きたいと思っています。

佐藤龍彦
佐藤 龍彦

1番の原因はコロナで客足が遠のいていることが挙げられます。

また、道の駅をどう利用するかはお客さん次第の部分もあると思われます。(例えばトイレ休憩のみ、日帰り温泉のみ、買い物、ウィンドウショッピング、食事のみ)

これらの要素が団体様も無い状況で、個人消費を上げるとするならば、購買意欲を上げられるような商品等が重要なファクトになるかと思いますが、それらに対して市議会が「商品開発に力を入れよ」や「営業努力が足りない」などと言及するのは立場上できないです。

可能性としては、現在伊東市が力を入れている「プロモーション」でマリンタウンの魅力やサービスを発信することから、誘客・集客の足がかりにした方が良いとは思っています。

またマリンタウンばかりが「赤字だ」と言えない状況にもあります。

街中のお店はただでさえ、コロナ禍前からマリンタウンにお客が取られてると、訴える声も耳にしているので、バランスをとるの必要性にもかられています。

一つの問題点も重要ですが、伊東市全体を捉えるなら、まだまだコロナの影響を受ける商売が多くある中で、伊東市だけで支援するのも限界があります。

杉本憲也
杉本 憲也

伊東マリンタウンは、おっしゃるとおり日本屈指の人気の道の駅であり、伊東市の観光にとって重要な拠点となる施設の一つであると考えています。

しかしながら、同施設は、昨今のコロナ禍による来場者数減少を最大の要因として、直近2年間は赤字に転落しておりますが、コロナ禍前の平成30年、令和元年度についてみると連続して利益を減らしており、単純にコロナによる来場数減少だけではない部分もあるのではないかと推測できます。
他方、質問者様おっしゃるとおり、コロナ禍に於いても世の中には売上を伸ばしている事業者がいることも確かです。

ゆえに、伊東マリンタウンには、観光の核となる施設として、アフターコロナ、ウィズコロナを見据えた中で、どのような状況でも黒字経営を継続できる、ピンチをチャンスにするより一層の取組が求められていると考えます。

そのような中、伊東マリンタウンでは、今夏、新たな取り組みとして「旅先ふるさと納税」事業を始めました。
この取組は、伊東マリンタウンで伊東市にふるさと納税を行うと(市民除く)、市内の協力店舗、施設で幅広く利用できるクーポン「伊東市ふるさと納税応援券」が渡され、各施設等の利用を促進することで、市内経済活性化だけでなく、伊東市の直接的な税収増加にも寄与できます。

故に、この取組は、短期的や単体では数字には表れないかもしれませんが、広い観点でみたときに、伊東マリンタウンが、より一層市内全体にとってプラスの効果を生じさせる架け橋として機能する、重要な取組であると考えています。

このように、伊東マリンタウンは、伊東市の観光の重要拠点として、顧客を飽きさせず満足させ続けるための取組を継続することで、同施設の収益増加、すなわち安定経営に繋がり、結果として、同施設への集客だけでなく、伊東市全体に相乗効果をもたらすものと考えます。

鈴木絢子
鈴木 絢子

マリンタウンは令和2年度 2124万7千円、令和3年度は891万6千円の損失で二期連続赤字となりました。

令和元年度は 214 万 7 千人の来誘客がありましたが、令和 2 年度 125 万 2 千人、令和 3 年 度 132 万 6 千人と新型コロナウィルスによる外出自粛の影響がとても強く表れたと感じます。

伊豆の同業他社は黒字経営ということでしたが、マリンタウンは他の道の駅に比べてもスパやマリーナなども完備し規模が大きい分、来誘客数の減少がとても響いたと感じます。

赤字の対策としては、新型コロナウィルスの影響による来客数の変動をどうすることも出来ないので、今まで外注で行っていたことを直営で行ったりして経費削減をしていると聞いています。

近頃、伊東市全体観光客が増えてきている印象があります。
先日マリンタウンを通った際は、マリンタウンに入場する車で大渋滞でした。

市に来ていただける観光客が増えれば、必然的にマリンタウン来誘客も増えていきます。
今までもマリンタウン内で行っている各種イベントやロケツーリズムによるメディア露出を増やし、伊東に来る観光客とともにみんなが寄りたくなる、楽しめるマリンタウンになっていただけるよう注視していきたいです。