0歳〜6歳(未就学児)が、同じ空間で安心して遊べる場所がほしい

現在9ヶ月の子供を育てています。

子育て支援センターや子育てサロン等は、すきっぷの日曜日を除き、未就園児のみを対象としていることはご存知だと思いますが、幼稚園・保育園に通っている兄弟やお友達と遊べる場所がなく困っています。

2,3歳になれば公園でも遊べるようになりますが、0,1歳ではなかなか公園では遊べず、上の子たちを遊ばせている間、抱っこやベビーカーに乗せているだけになってしまいます。

一緒に支援センター等に行ければ、兄弟や友達と遊べるのですが、すきっぷのみ、日曜日のみ、となってしまうとなかなか難しい状況があります。

そのため、支援センター等が幼稚園・保育園に通っている子であっても未就園児同伴であれば利用可能にしていただきたいです。

また、0歳〜未就学児(6歳頃?)が同じ空間で安心して遊べる施設を作っていただきたいです。

 

<質問者>
30代

 

議員さんからの回答

佐藤周
佐藤 周
近年酷暑が続いていることから、特に夏場は屋外でのあそび場が限られ兄弟子育て大変だと思います。
子育てに加えて暑さで体力を消耗しますから、夏バテしないように気をつけ てください。我が家でも 12年前は兄5歳、妹2歳、弟1歳でした。私が単身赴任の時もあったので、 妻は大変な思いをしていたと思います。夏の暑い時期、私の休みの時には松川湖の上流で水遊びをし(水が冷たく綺麗で気持ちいいです)、木陰でお弁当を食べたりしていたこともあ ったと思います。さて課題の市内で年齢を問わずに利用できる施設とすると、伊東駅裏の中央児童館(伊東市児童・身体障害者福祉センターはばたき内)と玖須美児童館があてはまるかと思います。

また、八幡野コミュニティーセンター内にある児童室なども利用可能です。一方で 0 歳児 から未就学児を同じ空間で安心して遊ばせるというのは、簡単なようで難しい側面もあります。
例えばハイハイがやっと出来るようになった子と、走ることが楽しい子とが一緒にいれば、運動能力とスピードの違いから衝突して、大怪我に繋がる事故が発生する可能性があります。

行政の管理下で施設運営しようとすると、やはり年齢で区切って事故防止に努めることが現実的なのかもしれません。
実際、子育て支援課に確認したところ、上記の児童館においても乳幼児の時間帯と児童の時間が何となく分かれている状況があるようです。しかしこれでは課題は解決しません。

ここからは私の考えですが、児童館などで「下の子と遊んであげて」と上の子にお願いして、他の子との接触にも気を配りながらお母さんが 2 人を見守ることはどうでしょうか?
上の子の性格や活発度合いによりますが、お母さんも休まらなかったたり、先ほど言ったようなリスクが高すぎると思うのであれば、やはり大人を増やすしかないと思います。
ママ友や祖父母の手を借りて監視の目を増やすか、2チームに分かれて遊ぶ、もしくはどちらかを 施設に預ける選択もあると思います。
私の妻は長男と同い年のママ友と時間を合わせて兄弟みんなで施設や屋外に行って遊ばせていました。つまりチームプレーですね。

もうひとつ質問の趣旨としては、お母さんは子育てで休まらないことから、自宅から離れて公園や屋内施設で子供を遊ばせながら、自分の心を休ませる環境を求めるのかもしれません。
そこにはやはり、大人の助けが必要であり、お父さんの協力や先ほど言った大人の手を借り、会話や時には愚痴をこぼすことが必要だと私は思います。
市内施設が子供子育て世代に満足のいく状態だとは私も思っていません。
だからこそ計画を進めている「まちのミュージアム」新図書館計画で補完する必要があります。
子供子育て世代の居場所としての位置付けもあることから「屋外だんだん広場」や「キッズスペース」 が設けられています。また「活動の部屋」や「イベントスペース」などは運営次第で可能性が広がります。
雨でも利用できるスペースとして、子供子育て世代の満足度を上げる施設になると思います。

結びとして、お母さんが心身ともに元気でいるためにも、家族や友達とのコミュニケーシ ョンを通じて情報を入れながら、みんなで協力して子育ての場を選んでいただきたいと思います。

杉本憲也
杉本 憲也

貴重なお声をありがとうございます。
まずは、ご不便をおかけしてしまい、大変申し訳ありません。

様々な年齢の未就学児のお子さんが安心して遊べる場所の設置については、おっしゃる通り重要なことですので、私自身、一刻も早く整備する必要があると考え、スピード感を持った整備に向け、議会内外で機会ある毎に、声を上げ続けて下りますが、現状実現できておらず大変申し訳ありません。

今回のお話を伺い、改めて伊東市の担当課に対して進捗状況の確認と改善を要望したところ、市の担当課からは、今回のご要望を受け改めて
子育て支援センターや子育てサロンに関して、
保護者の方や子どもたちが利用しやすい施設となるよう、取り組んでいきたい旨の回答がありました。
これを受けて、伊東市の担当部署に対し、これまでの全天候型のプレーパークの設置要望とともに、
近隣の長浜海浜公園(熱海市)
サントムーンの子育て支援センター(清水町)
ららぽーと沼津のプレーパーク(沼津市)

等のように
同じフロアで様々な年齢のお子さんが安全で楽しく遊べるように、0~1歳児専用スペースを作る。
また、特に就園児の皆さんの需要が高い土日や長期休暇の場合、子育て支援センターをより広い場所に移設するなど、現状の中でも工夫により今回の課題を解決できるのではないかと、改めて提案をさせていただきました。

子どもはあっという間に大きくなることから、
当事者が限られがちで、これまで議会でも、自分事としてなかなか声が届きにくかった分野ですが、私自身も1歳と0歳の子どもを育てる当事者の1人として、子ども達や保護者の皆さんが安心して快適に遊び過ごせる場所の整備の重要性を実感しています。

相談者様をはじめ今の子ども達や保護者の皆さん誰もが安心してのびのび遊べる施設を一刻も早く実現できるよう、まずは今回の当事者である子育て世帯の皆さんに笑顔をお届けし、その笑顔が市民の皆さん全体の笑顔へと繋げることができるよう引き続き取り組んで参ります。

皆様の貴重な声は、政治を動かす原動力になります。
今回は大切なお声をお繋ぎくださり、改めて本当にありがとうございました。

追伸
その後進展がありまして、兄弟一緒に遊べるスペースを宇佐美コミセンに提案したところ、ご賛同くださり、早くて秋以降になりますが、
宇佐美コミセンの児童室内に赤ちゃん専用スペースを作り、ご要望の通り、同じ部屋で就園児と一緒に遊べるようになる見込みとなりましたので、追加でご報告いたします。

鈴木絢子
鈴木 絢子

ご相談いただきありがとうございます。

相談者様のお気持ちとてもよくわかります。
コロナ前の令和 2 年 3 月に私もこの問題を一般質問で取り上げたことがあります。

子供が就園、未就園関係なく利用できる施設は絶対に必要です。
令和 2 年の時点では子育て支援センターすきっぷにおいて水曜日と日曜日のみ利用が許されており、水曜日と日曜日以外の日も利用できるようにしてほしいと訴え、みなさんのニーズと現状を把握して検討していきます。

という答弁をいただきましたが、その後コロナによる利用者の人数制限などが行われ、現状の水曜日のみが利用できる。という形になり、より閉ざされた環境になってしまいました。

現在の状況を担当課に確認したところ、コロナが 5 類になり子育て支援センターの利用者が増えているので人数など現状を把握する必要がある事、またスペース的にも狭く年齢層の高いお子さんの遊ぶものがないことにより走り回るなどの危険があることなどの問題がありすぐには利用可能になることは難しい。

今後、保護者などから声を聞いてよい施設になるよう考えていきたい。 と伺いました。
子育てに曜日は関係なく、就園していても利用できるよう、また兄弟と一緒だからこそこういった支援センターを利用したい子育て世帯の声も引き続き届け、利用できる子供に制限のない施設を訴えていきたいと思います。